スペインの暮らし

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単身渡西の行方

【使ってわかった】おすすめの水クレンジング・ミセラウォーター|ビオデルマやガルニエの違い

ミセラ水クレンジング

 

スペインはじめヨーロッパには、

洗顔フォームなるものが少ないとか

あっても日本のメーカーみたいにモコモコ泡にならないとか、

洗顔は文化の違いを感じる部分の一つです。

 

その理由としてよく言われているのは水の質ですが、

実際に欧米式の洗顔を取り入れたらお肌の調子がよくなった人がここにいるので

「欧米の水で洗顔をすると肌が荒れるから泡洗顔をしない」というより

「泡で洗わない方法のほうがお肌が綺麗」てなところも

ぜひこれからは議題に上げて欲しいなと思うわけであります。

(果たしてどこにある誰のための議題なのか)

 

私自身、たとえ自宅にアルプス山脈の湧き水が流れていても

もう泡洗顔はしないかなと思っていて

その代わりにミセラウォーター様にこれからもついていこうという所存でございまして。

まあ、家にアルプス山脈の湧き水が引かれていたらそれはそれで飲み水として歓迎しますけれども。

 

そもそもミセラウォーターとは 

 見た目はサラサラ、無色透明の水なのに、

クレンジング・メイク落としにも使える優れもんで

「人は見た目によらない」を体現したみたいなギャップの持ち主です。

 

拭き取り化粧水

クレンジングウォーターと呼ばれることもあります。

 

この、一見単なる水の中には界面活性剤などが含まれているため

予想外にあっと驚くほどの汚れなども落とすことができるという仕組みです。

 

基本的にはコットンにつけて使いますが、

コットンはひたひたにして顔をビチャビチャに濡らしたあと

優しくこのビチャビチャを拭き取っていくのが

一番お肌に摩擦を与えなくて優しい方法です。 

 

ミセラウォーターをいくつか使ってみた結果

おすすめのメーカーが浮き彫りになったのでいくつか(4つだよ)レポートします。

結論から言うと、ビオデルマ以上に使い心地がいいものはありませんでした。

そんな勝者は一番最後に紹介しています。

 

ガルニエ(Garnier)

ガルニエからは様々なタイプのミセラウォーターが発売されていますが、

今回取り上げるのは一番メジャーなこちらです。

 

 


SkinActive Micellar Water

 

こちらの記事では同メーカーの緑茶の香りがするものをご紹介しています。

でも体感としてはこのピンクキャップの定番タイプのほうが落ちが悪い。

ピンクキャップは敏感肌向けとのことですが、結果的にこすらないといけなくなるので、お肌への負担が大きいと感じました。

ジェルタイプの日焼け止め程度なら落ちる、うん、クリームタイプの日焼け止めは落ちてくれません。

 

界面活性剤の成分が優しすぎるのでしょうか。

「優しすぎ」は、ときに人をダメにします、はい。

でもお財布に優しいところは、大好きです。

 

shihosekine.hatenablog.com

 

リレネ(LIRENE)

スペインではこう読むけど、本当はなんて読むかわかりませんごめんなさい。

ガルニエと同じくらいの価格帯で、保湿力があるものを探しました。

(なにせたっぷりジャブジャブ使うもんですから、お安いのはありがたい)

ミセラウォータースペイン

 

保湿力○

洗浄力△ 

 

この全身から滲み出るアロエ感。

これで保湿力なかったらアロエに謝れよ、と思いながらレジへ。

なんとかアロエへの謝罪は免れました。

でもねーやっぱりメイク落としとして使うにはもうちょい馬力が欲しい感じです。

 

ラロッシュポゼ(LA ROCHE-POSAY)

日本におけるラロッシュポゼの人気たるや。

という理由で買ってみたミーハーな女です。

 


ラ ロッシュ ポゼミセラークレンジング ウォーター

 

よく落ちるし

全然お肌乾燥しないし

そんでもって荒れないし

とてもよかったです。

ボトルの品のあるデザインも良い。

コスパも実際そんなに悪くないんだろうけど、

おブランド代がかかってる分ちょっと割高感があるのは正直否めません。

でも好き。

プラシーボ効果的なものがある可能性もなきにしもあらずですね。

乙女心が一番潤うのはこれかもしれません。

 

ビオデルマ(BIODERMA)

ありがとう。優勝。

 


ビオデルマ

 

私のお肌との相性はよかったです。

荒れたりニキビができたりすることもなく、

きちんとスッキリ、メイクを落としてくれます。

それでいて使ったあともツッパリ感などが全くなくて

はあああ開発者ありがとうって感じです。

 

ガルニエとかほかの超プチプラのものと比べたら高いけど

ラロッシュポゼよりは圧倒的に安い。

この差額は払う価値が大いにあります。

個人的にはこれくらいなら、

躊躇なくたっぷりコットンに浸せるお値段です。

 

高校生のときから使っていて

ここへ戻ってくるまでに色々浮気してきたけど

戻ってきてよかったなーと思うレベルです。

復縁おめでとう。

 

こんなに褒めるとウソみたいに聞こえてくるの謎だけど、

本当によいものです。

宣伝したい思惑は微塵もなくてこれは私の単なる記録ブログなので、

素直な気持ちをさらけ出しています。

 

水クレンジングのデメリット

拭き取り化粧水とも呼ばれるミセラウォーターですが

くれぐれも使うときはたっぷりコットンに浸して

顔にビチャビチャとつけていき、

「拭き取る」のはこのとき顔についた水という感覚でいくようにしています。

 

泡洗顔と比較したときのデメリットは摩擦が避けられないという部分なので、

より一層用心深くなって、優しく優しくコットンを当てていく必要があります。

覚悟のない人は

もしかしたら泡洗顔やリキッドオイルのほうがまだマシっていう可能性もあるかもしれないかもしれませんがわからないのでまずは試してみてからと言いたいですがでもビオデルマはおすすめです。(早口)

 

水クレンジングは乾燥肌に特におすすめ

ミセラ水クレンジング

ビオデルマをはじめとするミセラウォーターは、

ダブル洗顔がいらないことでも知られています。

コットンでメイクを落としたあと、

洗顔料で顔を洗わなくていいのです。

 

今までずっと洗っていた人にとっては

なかなか勇気のいる行動だと思いますが、

肌荒れの原因の多くは洗いすぎにあるとも言われているほどで

いかに洗顔でお肌をいたわれるかが重要になってきます。

気になる方は、ぬるま湯でささっと。

 

実際、乾燥肌の私もダブル洗顔をしなくなってから

肌トラブルが減りました。

お肌に触れる回数が減るのも嬉しいです。

 

乾燥肌のみなさまはぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

 

【悩み別】スキンケアオイル比較|アルガンオイルやココナッツオイルなど

前回の記事で

オイルを塗ったら逆に油焼けやすくなるのが怖いんじゃ!

って話になったんですが

 

その後

 

日焼け止め効果もあるオイルがあるって見たことあるもん!

ほんとだもん!

嘘じゃないもん!

なんなの!モヤモヤするわ!

 

となったので、オイルごとの特徴を調べてみました。

結論から言うと、日焼け止め効果のあるオイルはあるようです。

せっかく色々調べたので、

この記事では日焼け止め効果のあるオイルについてだけじゃなくて、

それぞれの効果が比較できる「オイルまとめ」的な内容を綴っていきたいと思います。

 

効能別オイルのまとめ

今回取り上げるオイルは、

・ココナッツオイル

・アボカドオイル

・ホホバオイル

・オリーブオイル

・アルガンオイル

・サンフラワーシードオイル

・ラベンダーオイル

・ローズヒップオイル

・グレープシードオイル

 

の9種類のです。

どのオイルをどこで使ったらいいのか、

お肌の悩み別に分けていきます。

これからオイルを買おうと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

■アンチエイジングに使いたいオイル

ビタミンEなどが豊富に含まれていて、肌にハリと透明感を与えるオイルです。

お肌の活性化などへの効果を総合的に見て選んでいます。

 

アーモンドオイル

アルガンオイル

・サンフラワーシードオイル

・ローズヒップオイル

 

■小ジワ、乾燥肌に使いたいオイル

小ジワの原因は乾燥なので、保湿効果が高いオイルを選んでいます。

つまり、乾燥肌にも効果があります。

密着率が高い分毛穴にも詰まりやすいので、ニキビがあったり脂肌だったりする人は使わないほうがよさそうです。

 

・ココナッツオイル

・アボカドオイル

・ホホバオイル

・オリーブオイル(保湿系オイルの中で唯一毛穴に詰まらない)

 

■シミに使いたいオイル

抗酸化作用が高いオイルです。

チロシンというアミン酸がくっついて酸化することで生成されてしまうメラニン(=シミ)をできにくくします。

 

アーモンドオイル

アルガンオイル

・オリーブオイル

・アボカドオイル

 

■日焼け止めにもなるオイル

UV効果が高いオイルです。

これらも抗酸化作用が高めのオイルたちなので、シミに使いたいオイルとメカニズムは似ています。

でも屋外での日焼け対策などにはやっぱり日焼け止めを使ってください。

 

アルガンオイル

・サンフラワーシードオイル

 

■ニキビに使いたいオイル

抗菌作用が高いオイルです。

思春期や男性のニキビの原因となる、アクネ菌の増殖を抑えてくれます。

 

アーモンドオイル

・サンフラワーシードオイル

・ラベンダーオイル(刺激が強めなので、ほかのオイルと混ぜて使ってください。)

 

■日焼け後に使いたいオイル

抗炎症作用があるオイルです。

日焼けしたあと火傷状態になったお肌を、落ち着かせてくれます。

 

アーモンドオイル

・ホホバオイル

・ローズヒップオイル

・グレープシードオイル

 

■肌の引き締めに使いたいオイル

毛穴を目立たなくするオイルです。

 

・グレープシードオイル

 

■ヘアケアに使いたいオイル

髪を保湿するオイルです。

ドライヤーの熱などからも髪を守ります。

 

・今までにあげたほとんどのオイル

・(軽めの質感が好きなら)アーモンドオイル

・(重めの質感が好きなら)ココナッツオイル

 

■マッサージに使いたいオイル

滑らかで伸びのいいオイルです。

保湿をしながらマッサージができます。

つるりと伸びる質感なので、メイク落としとしても使えます。

 

アーモンドオイル

・サンフラワーシードオイル

 

いろいろあって結局悩む

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つらつらとまとめましたが、

結局オイルとお肌は相性が重要なんだそうで、

いろいろ試してみるのがいいのかな、うん。

 

成分と効能だけで見ると、

アーモンドオイルとアルガンオイル、

ココナッツオイルとアボカドオイル

あたりは割と似ているみたいなので、あとは好みの質感や香りで選んでもよさそうです。

スペインはいろんなオイルが日本よりもずっと安いから、試しやすくてありがたいなーって思います。

お土産にもぴったり。

 

個人的にはココナッツオイルは冬になると固まっちゃうので、あんまりおすすめしません。

スーパーとかでも簡単に手に入るからオイルスキンケアの導入にはハードルが低いんだけどね…。

湯船に浸かりながら湯煎したり、ドライヤー使ったり、いちいち温めながら溶かして使えるって人は問題ないと思います。

食品売り場のココナッツオイルも、ものによってはお肌に使えることが多いみたいです。

食品売り場のオイルはやっぱり不純物が多いみたいなので、化粧品として販売されているものがいいっぽいです。

(そりゃそーだよなー。)

 

一方で、オリーブオイルは食品用のものは結構な確率でお肌がかぶれる可能性が高いので、必ず化粧品売り場でお肌用として作られたものを買いましょう。

 

オーガニックピュアオイルのメリット

種類にもよるけど、犬が舐めても安心なオイルが多いです。

アーモンドオイルとかは人間の赤ちゃんにも使えるんだそうで。

敏感肌にも良さそうですね。

 

ただし犬たちの身体には良くないオイルも一部あるので、愛犬家の皆さんは以下の3つのオイルには注意してください。

⚠️ココナッツオイル

⚠️グレープシードオイル

⚠️アボカドオイル

 

いつか犬のスキンケアに使えるオイルとかも紹介したいと思います。

(需要はないよね。知ってる。)

色素の薄い犬とかは結構紫外線に弱かったりするから、オイルでケアしてあげるといいこともあるみたいですよ。

ビーチが好きなわんことかも特に、鼻の頭や肉球たちがカピカピにならないように、お手入れさせていただきましょ〜

 

スペイン留学中のスキンケア|保湿対策編・お土産にも

今までは、顔のスキンケアにはサラサラの液体をバシバシと叩き込んで、乳液とかクリームを塗りたくっていた私ですが、お肌の曲がり角を迎えてからはすっかりそんなんじゃ太刀打ちできなくなりました。

 

若肌だった頃のスキンケアはこちら↓
女子向け留学渡航準備〜スキンケア編〜

 

あれかな、海沿いからちょっと内陸部に引っ越してきたのもあるかもしれない。

海の隣に住んでたときは湿気がすごくて、洗濯物をいかにうまく乾かすかってことだけを考えて生活してました。

(太陽が沈む前に洗濯物を取り込まないと、すぐに湿気を吸収してまた翌日干す羽目になるくらいの湿気だったの。朝とか、雨降ってないのに朝露で車がびちゃびちゃ。霧が出る朝は車に乗るのが怖いくらい前が見えないんだけど、幻想的だったよ。余談だよ。)

 

で、そんな田舎の生活を卒業することにして、もうちょっと発達してる人間の世界に引っ越してきたんです。

 

洗濯物、めっちゃ乾く。

うまく乾かそうとしなくても、勝手に乾いてくれる。

でも、お肌もめっちゃ乾く。

 

保湿の鬼になりました。

色々試しました。

どれもなんだかイマイチ効果を実感できなかったんだけど、逆にシンプルにしていったら、ちょっとずつ自分に合うものが見えてきました。

 

スペインで使ってる保湿化粧品

私のプロフィールを先に申し上げておくと、

20代後半、色黒(白くなりたいとは思ってない)、畑ができるくらい乾燥してる女のスキンケアです。

目的は、とにもかくにも保湿だけ。

美白とかニキビ肌改善とはまたちょっと勝手が違うと思います。

顔だけじゃなくて、全身の保湿ケアを載せていきます。

 

アルガンオイル

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PRIMORとかにさりげなく売ってます。

オイル美容にはもともと少し興味があったんだけど、一本目はアルガンオイル100%っていう安心感からこれを選びました。

ちゃんとコールドプレスです。

激安いから全然期待してなかったけど、意外と使い心地が良くてこれからオイル系の保湿にハマりそうです。

香料とかも一切入っていないので、無臭だけど安心感があります。

お肌だけじゃなくて、髪の毛とか爪にも使えるのもいいですね。

 

日本よりも安いから、お土産にもおすすめ。

日焼け止めの効果もあるとかないとか。

 

アルガンオイル(Helianthus annuusベース)

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またアルガンオイルかよ。

一つのことにハマったらそれしか考えられない単細胞脳なのかな?

(そうです。)

 

さっきのアルガンオイルとは違って100%じゃないので、サンフラワーシードオイルとか香料とか結構入っています。

体用ってなってます。

さっきのと比べるとクオリティーには劣るけど、やっぱりいい香りがするものは使ってて気持ちがいいんだよなあ。

量も多いからバンバン使えて気分はいいです。

まだベストな使い方は発掘中なので、ピュアオイルと混ぜたりすることもあります。

 

 

アルガンオイル100%じゃなくても時間が経つとお肌が油を吸収して、お肌のトーンがちょっと明るくなります。

乾燥がひどいときには重ね塗りすることも。

多分日本で使ったら保湿のしすぎでお肌がギトギトになりそうなんだけど、スペインでカピカピになったお肌ならぐんぐん吸収してくれます。

 

あとこれも髪の毛に使えるオイルなので、これ一本で全身の保湿ができるは嬉しいです。

(100%のやつはさすがに体には使うのもったいないからね)

旅行のときとか、荷物が少なくなって便利。

そして安い。

ありがとう。グラシアス。シュクラン。サンキュー。謝謝。カムサハm…

 

ちなみにオイルだけを塗ったお肌は透明度が上がって紫外線を吸収しやすくなるっていう話も聞いたことがあります。

「ココナッツオイル・アルガンオイル・オリーブオイル」は日焼け止めにもなる説が論破されてる感じ、第三者目線でみてるとすごい惑わされる…

なんか怖いから、論破してる側の意見を信じて基本は夜用で使っています。

朝に使いたいときには、日焼け止めクリームが必須かなと思います。

 

MANTECA CORPORAL

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お母ちゃんたちの味方、Cien。

日本でも人気あるよね。

私の家族も日本でハンドクリーム愛用してます。

 

これは体用のバターです。

バターと言ってもちょっと重めのクリームって感じのテクスチャなので、使いやすいです。

とにかく香りがいいんだけど、わんこがいる家とかでは絶対につけられなさそうな感じです。

少なくとも日本にいる私の愛犬は絶対に舐めにくるので、スペイン限定で使っています。

つけてすぐは若干ベタベタするけど、翌朝起きたときにはしっとりサラサラになるので夜に使うのがおすすめです。

 

Cienのスキンケア用品ってハンドクリーム以外はあんまりお肌に合わなくて、ピリピリ痛くなったりしたこともあるんだけど、これは成分も有害なものがほとんど使われてなくていい感じです。

そのあんまり合わなかった化粧品とかも、アクセス数次第では今度紹介するかも。

レチノールの仕業かなと思ったけど、違ったんだよねえ。

 

まとめ:スペインの乾燥はやばい

スキンケアとか何もしてなかった小学生以来の乾燥を、まさに肌で感じてます。

小じわがむり。ほんとむり。

シミもむりだけどしわを見るのがほんときつい。

 

それから、オイルも大事だけど水も大事なんだね。(車の話?)

夏はあっという間に2リットルとか飲むけど、寒くて乾燥する冬だからこそたっぷり飲むべきだなーって思いました。

 

そのほかなんか乾燥対策にいい化粧品知ってる方いたら、日本のものでもスペインのものでもモロッコのものでもなんでもいいので教えてください!

オイル美容といえば、最近ウチワサボテンのオイルが気になっているので、今度いいの見つけたら使ってみます〜

 

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スペイン留学中のスキンケア|日焼け対策編・お土産にも

1年以上ぶりの投稿( ◠‿◠ )?

更新してない間も結構アクセスしてくれる方々がいらっしゃるようで、ありがとうございます。

ブログ開設して何年だろ・・・3年目?

日本に本帰国したかと思われるほどの更新頻度ですが、まだスペインで生きてます。

 

もはや仕事とか始めて、留学生は卒業しています。

 

年齢も重ねています。

歳を重ねるにつれて、お肌の曲がり角的なものも実感するようになりました。

シミが増えて、乾燥による小じわも増えて、朝起きるとなんか肌がつぱってて、口を開けて笑えない。怖すぎ。このまま放置してたらやばいなーって思いました。

(文字ではあんまり伝わらないかもだけど、実際はプチパニックになるくらいびっくりしました。)

そんなんで、とりあえず日焼け対策を強化することに。

保湿の記事はこちらです。

 

使っていた化粧品を見直したりしたので、今やってる日焼けケアを書いていきます。

 

スペインで使ってる日焼け止めクリーム

販売員によって

「真冬の散歩ならSPF15で大丈夫よ」っていう人と

「真冬の室内でもSPF50が推奨されているわ」っていう人がいます。

地域によっても全然違うので一概には言えませんが、専門家のデータによれば、真冬でも少なくともSPF20は必要となっているものが多いみたいです。

 スキンアクア

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 (スペイン在住のくせにいきなり日本のメーカーなのね)

いや、スペインの美容オタクみたいな人たちの間でも、日本の日焼け止めはすごく評判がよくて、わざわざアマゾンとかで買ってるっていうし。

だったら私もそれ使いたいじゃん。

ニベアの日焼け止めとかもよく売っててそんなに悪くないんだけど、個人的にはこれくらい軽いつけ心地の方が好きで日本のやつ使い続けてます。

 

私が使ってるロート製薬のスキンアクアは、ラベンダー(系)日焼け止めとかいう類のものです。

クリームの色が少し紫っぽいので、お肌のトーンアップ効果が高いです。

さらにこれに関してはラメも入っているので、お日様の下にいるとキラキラして綺麗なお肌に見えて、いい感じ。

私は普段ファンデーションを使わない派なので、こういう効果がある日焼け止めはありがたいです。

 

@コスメの公式通販サイトとかでも買えるので、渡西前にまとめ買いしてもいいかも。  

 

とはいえ、スペインの薬局コーナーに売ってる日焼け止めとかもすごくいいもの多いです。

ビオデルマとか、ラロッシュポゼのやつでも、実は10gあたりのお値段は日本のプチプラ日焼け止めと変わらなかったりするので、スキンアクアのストックがなくなったらそれらを買ってもいいかなと思っています。

ISDINの日焼け止めもお試し用をもらったことがあるんだけど、軽めで白浮きもなくて良さそうでした!

成分とか細かく確認してからどれにするか決めよう。うん。

 

Crema Facial con Licopeno Antioxidante SPF15

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これは日焼け止めとして使っているわけではないんだけど、SPF15なので朝専用の保湿ケアで使っているクリームです。

 

La Chinataはオリーブオイルを使った商品を扱っているお店で、店舗もたくさんあります。サイトを見たら、マラガにはないのかな?でも、それ以外の主要都市には大体あるみたいです。

近くにお店がなくてもLa chinata 公式のAmazonからも買えるので、スペイン在住の田舎者の皆さんも安心してください。

(唐突な挑発)

 

 

このクリームは結構お肌に吸い付く感じです。

オーガニック系の香りがするので、朝から爽やかな気持ちになります。

ポンプ式だから、酸化しにくいのもいいね。

お肌に優しくてクセもないから、日本のお友達にプレゼントするのもいいかもー。

 

スペインで使ってる日焼け止めサプリ

飲む日焼け止めとか、日本でも流行ってるよね。

そういうノリのやつです。

サプリとか薬とか体内に入れる系はあんまり好きじゃなかったんだけど、今やわらにもすがる思いで使ってます。

 

NUTRA SOLAR

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 本当は、ヘリオケアが欲しかったんだけど、行ったお店にこれしかなかったのでこれを買ってみました。

 

ヘリオケアはメラニン色素を作る成分とビタミンDをぶち壊して焼けにくくするらしいんだけど、これは、シンプルにリコピンとかβカロチンとかがたっぷり入ったサプリメントらしいです。

ヘリオケアみたいに強力な働きかけはないけれど、シダアレルギーでヘリオケアが飲めない人とかにはいいんじゃないかな。

 

とはいえ、どっちの商品もすぐにシミが消えるものかといえば、そうではないんですよね。

(そんな魔法商品ないか)

 

というのも、そもそも小麦肌に焼きたい白人が、真夏にガンガン焼いても皮膚トラブルを抱えないために開発されたもので、焼かない人が白くなるために飲むものではないんだそうです。

 

真夏の地中海で泳ぎたいけどお肌がヒリヒリ赤くなっちゃうのはイヤ!ってときとかに、本領を発揮するってことですね。

これ12月に買いに行ったら薬剤師さんに「え、これから冬本番だけど?」って顔されました。

私は地黒なので日焼けでお肌がヒリヒリしたこともなければ皮が剥けたこともないので、「シミなくなりやがれ」って念じながら毎日気休めで飲んでいます。

知ってます、本来の開発目的とは違います。

一箱で90日分の錠剤が入っているので、一応継続して飲んで経過を観察します。

シミが大量発生しないための予防くらいにはなるのかな。

 

まとめ:スペインは日差しがきつい 

スペインでお肌の曲がり角を迎えた女の日焼け対策は、これ+サングラスって感じです。

まだこれに大きなつばがついた帽子をかぶる勇気はないので、ときどきキャップかぶってます。

 

あと、普通にお店に行って日焼け止めコーナーを見てると、UVBにしか対応してない日焼け止めが結構あったりするので、シミやしわが気になる方はUVAもカバーしてくれるものを買ってください。

日本みたいにPAって書いてある日焼け止めはあまりないので、AとBが併記してあるかどうかで判断するとわかりやすいと思います。

 

 

とりあえず、地中海の太陽光に対抗するために今やっている日焼け対策はこんな感じです。

日傘さしてる人とか見たことないけど、なんかもう笑われながらでも使おうか計画中。 

 

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グラナダ(Granada)と近郊の村カストリル(Castril)

スペインのいろんな観光地を見てきたけど
なぜかグラナダはいつも後回しで行ったことがなかったので
今回初めて観てきました。

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奇跡的にアルハンブラのチケットを賈う

ただ今回もメインではなくて
グラナダ近郊にあるカストリルという町まで行ったついでに行ってみようと
旅行中に思い立って急遽決まったわけですが。

そんなバタバタスケジュールだったにもかかわらず、
なかなか取れないと言われているアルハンブラのチケットが取れたのは
超ラッキーでした。
しかも連休最終日である二日後のチケットが買えました。
ここから買ったよ。時間に余裕を持って買ってね。数ヶ月先でも予約でいっぱいの日がちょくちょくあります。)

チケットの種類がいくつかありますが、
全てのエリアに入ることができるのは14€のチケットです。
ちなみにこうやって14€と7€が並んでると

7€のチケットでは半分のエリアしか見れないのでは?

と思っちゃいそうですが、別にそういうわけではありません。
ざっくり言うなら
一番有名なライオンの中庭に入れるか入れないかの違いです。

なので
「昔そのライオン観たけどリサラーソンにしか見えなかったわ」とか
「私ライオンの像と相性よくないのよね」って方は
無理して高い方を買わなくても大丈夫なのです。
7€でも全部をちゃんと見たら2-3時間かかります。

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12月上旬でしたが、
コートを着てると暑いどころかセーターだけでも汗ばみました。
※広い場所=極寒という方程式を信じて生きているので今回も分厚いヒートテックなどを重ね着していました。
※宮殿内は、強い日差しの中をいっぱい歩きます。地味に坂も多いです。

で、感想を超簡潔に言うと、
歴史的に価値があることはよくわかりましたが、
周りからの超高評価を聞きすぎていたせいか
想像を超える感動はそんなにありませんでした。
観光地あるある「あーあの教科書に出てきたあれかあれ。」はありました。
水が流れてるのはすごいと思ったのでそればかり見てました。

グラナダ近郊にある洞窟型のホテル

グラナダ中心地の話を光の速さで済ませたところで、
今回の一番の目的だった洞窟型B&Bが夢の空間だった記録を書きます。

なんとなく自然の中に泊まりたいと思って、
周りに何もない宿泊先を探していたらヒットしたB&Bです。

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手前の建物からは想像がつきませんが奥は丘になっていて、
そこに人が住むための巨大な穴を掘ったあとに
この正面玄関を丘に貼り付けるようにして取り付けています。

このエリアにはこういうスタイルの家がたくさんあって、
扉と窓だけがポツポツと貼り付けられたような山々の光景が
とても面白いです。

ちなみにこの宿は
「田舎の洞窟」という意味を表すCuevas del campoという村にあります。
覚えやすい(^。^)
グラナダ中心地から車で40分くらい。



おしゃれなイギリス人男性のオーナーが全てデザイン、一部施工もしたんだよーって話してくれましたが
アートにも詳しくて、セレクトされたアート作品はどれも素敵の極みでした。

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非日常だけどハイセンスでめちゃくちゃ居心地よい。。。

夏だったら最高でしかないプールとか

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おしゃれなバーとかもあったりして
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冬もよかったけど夏にもまた来たいと思いました。
あと周りには何もないので星が降ってくるかのようにたくさん見えました。

時期がよかったのか、流れ星もいくつか見えました。

寝室はこんな感じの洞窟です。
(到着してすぐ荷物放り投げたね。家族以外にこの写真見せる予定なかったよね…)
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もっと写真が見たい方はここから見れます。
ちなみにあんまりいないと思うけどまだブッキングドットコムに登録してない人がいたら
下のURLから登録するとどのホテルも10%オフで予約できます。
https://www.booking.com/s/17_6/shskn025

 

グラナダ近郊の村カストリル(Castril)

 ホテルのオーナーに近くのオススメ観光地を聞いたら
カストリルという村を勧めてくれました。

自然がいっぱいの村で、山には簡単なトレッキングのコースがいくつかあります。

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水がすごく綺麗で飲んでる人もいました。
(足を突っ込んでるワンコもたくさんいました。あんまり飲まない方がいいと思います。)

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小さいトンネルとか吊り橋とかあってワクワクするコースでした。
コースのゴール地点にもバルが一軒あるのでそこで休憩したりお昼を食べることができますが、
個人的には村にあるバルも趣きがあって好きでした。
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村の人はみんななんだか心に余裕があって、本当に親切な人が多いです。

バルではこんな景色の席に座れました。
お昼の時間帯はいろんな家の煙突から薪を炊くいい香りがします。

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メニューにはなかったけど郷土料理を食べたいと言ったら
小さいパスタとうさぎの肉を使った煮込み料理的なやつを作れるって言ってくれたので
それ頼みました。

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なんかお豆みたいな形だけどプニョプニョしてて新食感でした。

スペインもまだあまり知られていない観光地がいっぱい

今回訪れた場所は地元の人に教えてもらった場所が多かったので
カストリルを知らないスペイン人も結構いてもったいないなーと思っちゃいました。

果てしなくハエン(Jaen)に近い、というか
もしかしたらすでにちょっとハエン県内にいたかもしれないけど
その道中では羊の集団に遭遇することも多かったです。
オリーブ畑だけじゃないんだね…!(小声)

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巨大な池もあって、夏は海水浴(池水浴?)が来るそうです。
こんなところで泳ぐとかすごい贅沢。

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何も知らなかったけど地元の人々のおかげで
すごい充実した旅行になりました。
おわり。
 

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闘牛について思うこと

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スペインの伝統国技としても知られる闘牛ですが、近年では議論のテーマとして話題に上がることの方が多くなっています。スペインが大好きな私にとっても受け入れがたい文化のひとつで、私の周辺でも肯定的な意見はあまりありません。主に若い世代から批判的な意見を持たれることが多いように思います。


映像資料などで闘牛をみてみると、次々に牛の背中に太い槍を刺していく姿はとても痛ましく、刺されるたびに歓声をあげる観客の気持ちを理解するのは難しいです。

確かに世の中には精肉に携わる仕事がありますし、闘牛も生きるためのひとつの方法、稼ぐためのひとつのやり方と言われれば実際にビジネスとして成り立っているのだからそういうことにもなるのかもしれません。でも闘牛場の中で人々がサディスティックをむき出しにしてひとつの命が絶えていく様子をワクワクしながら見ているのは、シンプルに言って悪趣味です。
毎日いただいている命の重みやありがたみを知るために闘牛を見に行くという考え方は日本人的な考え方なんですかね、わかりませんがあまり見かけません。そう言っている人がいたら興味深いなあと思います。



先週末放送されたスペインの動物番組での取り上げられ方はとても印象的で、文化と動物愛護精神の間で大きな葛藤があるのだなあと感じる作りになっていました。
普段は密猟グループをひたすら批判したりしている番組なので、もっと反対的な発言がたくさん放送されるものだと思って出演者のコメントに注目していましたが、何世紀にも渡って受け継がれた伝統芸能を前にそんなに攻撃的になれない雰囲気がありました。

動物が大好きな出演者が
「雄牛は、命の危機から逃げない唯一の動物。他の動物は自分を殺しに来ている相手だとわかると逃げ場を探すけど、闘牛は死ぬその瞬間まで戦い続ける」
とコメントしていたのが脳裏に焼きついていますが、そんな美談みたいな表現をするとは思っていなかったので驚きでした。

また、殺された闘牛がキラキラに着飾ってたくさんの鈴をつけた馬たちによって引きずられて退場させられていくのは、まだ道徳観が違った時代に作られた昔話に感じるような「遠い世界のもの」感がすごくて、気持ちが悪いです。



そんな闘牛ですが近年批判的な意見が多いとはいえ、一年に一度マドリードで行われるお祭りで、34日間5000人の観客で闘牛場が毎日満員になるとのことなので、未だにファン層が厚いことも伺えます。
実際、闘牛士の衣装はとてもかっこよく、普通の洋服とは違った作法で着るロマン的なものはあると思います。闘牛士になるための肉体的な努力と訓練は想像もつかないほどですが、何よりも精神的な訓練に関しては比較できるものがなく、未知の世界であることは言うまでもありません。

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1970年以降6人の闘牛士が闘牛で亡くなっているらしく、それが多いか少ないかは人によって捉え方が違ってくると思いますが、人間の死も目の当たりにしてしまう観客側のリスクも少なからずあるということです。
人間の死の瞬間を見た人の人生はそのあと変わってくるだろうし、それこそ死ぬまで忘れられない衝撃的な光景になることは間違いありません。


こうやっていろんな観点から考えるほど、複雑な問題と議論の要素を抱える闘牛なので、他の人がどんな考えを持っているのかも気になります。
特に闘牛ファンの方々、もしくはその考え方を知っている方がいたらぜひ教えていただきたいです。

スペイン人に教えてもらったスズキのオーブン焼き

スペイン人は世界の中でも魚の消費量が多く、日本の次にたくさんの魚を食べる国と言われています。

スペインのスーパーでもお魚コーナーはとても充実していて、メルカドーナには新鮮なお魚を選んでその場で捌いてもらえるゾーンもあります。
お魚じゃないけど、ムール貝は1kg2€とかで超安いので鉄分補充も兼ねてよく食べます。酒蒸しするだけでムチムチのちゅるちゅる、めっちゃ美味しくなります。

スズキはルビーナと言ってスペインでもメジャーです。日本だとよくある苗字みたいな名前だけどこっちではなんか金髪の少女を彷彿とさせるフェミニンな名前です。

そんなスズキを使った「カンタン・キレイ・色鮮やか」な富士フイルムみたいなお料理をスペイン人に教えてもらったので紹介します。

 

2人分
スズキ…2匹(尾?枚?本?とりあえず胴体を2つ)
じゃがいも…2つ
好きな色のパプリカ…半分ずつ
玉ねぎ…半分
レモン…1つ
にんにく…ひとかけら

オレガノかローズマリー
オリーブオイル
塩…それぞれを適量


作り方
じゃがいも・パプリカ・レモンを切って

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180度のオーブンに20-30分

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その間にパプリカ・玉ねぎ・レモン・にんにくを細かく切って

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魚のお腹に入れる

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オーブンのじゃがいもたちを取り出して、レモンを脇腹にさしたお魚たちを並べる
オリーブオイル、塩少々、オレガノをかける

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180度のオーブンに30分

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お魚の中まで火が通ってたら完成

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焼く前と焼いた後の見た目の違いがわかりずらすぎる写真だけど
これは前の工程に戻ったわけではなくて一応前進してます。
お皿に盛った写真がないけど野菜を下に敷いてその上にスズキさんを寝かせると
いい感じになります。

特に難しい工程はなくて見た目も華やかなので
ちょっと特別な日などに作ってみてください☆




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