グラナダ(Granada)と近郊の村カストリル(Castril)
スペインのいろんな観光地を見てきたけど
なぜかグラナダはいつも後回しで行ったことがなかったので
今回初めて観てきました。
奇跡的にアルハンブラのチケットを賈う
ただ今回もメインではなくて
グラナダ近郊にあるカストリルという町まで行ったついでに行ってみようと
旅行中に思い立って急遽決まったわけですが。
そんなバタバタスケジュールだったにもかかわらず、
なかなか取れないと言われているアルハンブラのチケットが取れたのは
超ラッキーでした。
しかも連休最終日である二日後のチケットが買えました。
(ここから買ったよ。時間に余裕を持って買ってね。数ヶ月先でも予約でいっぱいの日がちょくちょくあります。)
チケットの種類がいくつかありますが、
全てのエリアに入ることができるのは14€のチケットです。
ちなみにこうやって14€と7€が並んでると
7€のチケットでは半分のエリアしか見れないのでは?
と思っちゃいそうですが、別にそういうわけではありません。
ざっくり言うなら
一番有名なライオンの中庭に入れるか入れないかの違いです。
なので
「昔そのライオン観たけどリサラーソンにしか見えなかったわ」とか
「私ライオンの像と相性よくないのよね」って方は
無理して高い方を買わなくても大丈夫なのです。
7€でも全部をちゃんと見たら2-3時間かかります。
12月上旬でしたが、
コートを着てると暑いどころかセーターだけでも汗ばみました。
※広い場所=極寒という方程式を信じて生きているので今回も分厚いヒートテックなどを重ね着していました。
※宮殿内は、強い日差しの中をいっぱい歩きます。地味に坂も多いです。
で、感想を超簡潔に言うと、
歴史的に価値があることはよくわかりましたが、
周りからの超高評価を聞きすぎていたせいか
想像を超える感動はそんなにありませんでした。
観光地あるある「あーあの教科書に出てきたあれかあれ。」はありました。
水が流れてるのはすごいと思ったのでそればかり見てました。
グラナダ近郊にある洞窟型のホテル
グラナダ中心地の話を光の速さで済ませたところで、
今回の一番の目的だった洞窟型B&Bが夢の空間だった記録を書きます。
なんとなく自然の中に泊まりたいと思って、
周りに何もない宿泊先を探していたらヒットしたB&Bです。
手前の建物からは想像がつきませんが奥は丘になっていて、
そこに人が住むための巨大な穴を掘ったあとに
この正面玄関を丘に貼り付けるようにして取り付けています。
このエリアにはこういうスタイルの家がたくさんあって、
扉と窓だけがポツポツと貼り付けられたような山々の光景が
とても面白いです。
ちなみにこの宿は
「田舎の洞窟」という意味を表すCuevas del campoという村にあります。
覚えやすい(^。^)
グラナダ中心地から車で40分くらい。
おしゃれなイギリス人男性のオーナーが全てデザイン、一部施工もしたんだよーって話してくれましたが
アートにも詳しくて、セレクトされたアート作品はどれも素敵の極みでした。
非日常だけどハイセンスでめちゃくちゃ居心地よい。。。
夏だったら最高でしかないプールとか
おしゃれなバーとかもあったりして
冬もよかったけど夏にもまた来たいと思いました。
あと周りには何もないので星が降ってくるかのようにたくさん見えました。
時期がよかったのか、流れ星もいくつか見えました。
寝室はこんな感じの洞窟です。
(到着してすぐ荷物放り投げたね。家族以外にこの写真見せる予定なかったよね…)
もっと写真が見たい方はここから見れます。
ちなみにあんまりいないと思うけどまだブッキングドットコムに登録してない人がいたら
下のURLから登録するとどのホテルも10%オフで予約できます。
https://www.booking.com/s/17_6/shskn025
グラナダ近郊の村カストリル(Castril)
ホテルのオーナーに近くのオススメ観光地を聞いたら
カストリルという村を勧めてくれました。
自然がいっぱいの村で、山には簡単なトレッキングのコースがいくつかあります。
水がすごく綺麗で飲んでる人もいました。
(足を突っ込んでるワンコもたくさんいました。あんまり飲まない方がいいと思います。)
小さいトンネルとか吊り橋とかあってワクワクするコースでした。
コースのゴール地点にもバルが一軒あるのでそこで休憩したりお昼を食べることができますが、
個人的には村にあるバルも趣きがあって好きでした。
村の人はみんななんだか心に余裕があって、本当に親切な人が多いです。
バルではこんな景色の席に座れました。
お昼の時間帯はいろんな家の煙突から薪を炊くいい香りがします。
メニューにはなかったけど郷土料理を食べたいと言ったら
小さいパスタとうさぎの肉を使った煮込み料理的なやつを作れるって言ってくれたので
それ頼みました。
なんかお豆みたいな形だけどプニョプニョしてて新食感でした。
スペインもまだあまり知られていない観光地がいっぱい
今回訪れた場所は地元の人に教えてもらった場所が多かったので
カストリルを知らないスペイン人も結構いてもったいないなーと思っちゃいました。
果てしなくハエン(Jaen)に近い、というか
もしかしたらすでにちょっとハエン県内にいたかもしれないけど
その道中では羊の集団に遭遇することも多かったです。
オリーブ畑だけじゃないんだね…!(小声)
巨大な池もあって、夏は海水浴(池水浴?)が来るそうです。
こんなところで泳ぐとかすごい贅沢。
何も知らなかったけど地元の人々のおかげで
すごい充実した旅行になりました。
おわり。