スペインの暮らし

スペイン生活記録

単身渡西の行方

エアチャイナ渡航記(中国人の印象が変わった話)

 

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スペインのブログだって言ってるのに

いきなり中国の話。 

 

今回アリカンテまでエアチャイナのチケットを買って、北京とマドリッドを経由して行きました。

羽田北京間、北京マドリッド間でエアチャイナを使っています。(マドリッドからアリカンテへは、イベリア航空を使ったのですが、ちょっとごたごたしたので後日記録を公開します。)

 

事前にエアチャイナと北京空港の評判をググってたら

どれもこれも悪い噂ばかりだからそれなりの覚悟はしてたのに、拍子抜けするくらい何もかも普通でした。

これでチケットの価格が他よりずっとお安いことを考えると、総体的にはむしろ良いのではないかと思いました。

 

まず搭乗手続きで中国人並ばない説、これは実際には見受けられませんでした。

羽田でも北京でも普通にみなさん黙って並んでます。

声のボリュームも超普通。横にいたスペイン語でお話ししていらっしゃるラテン系の青年たちのほうが、ずっとずっと賑やかでした。

 

家族連れがとても多い印象でしたが、機内では子供たちもゲームに熱中して時々大きい声を出したりする程度。

私のお隣、窓側に座っていたおばさんも、トイレに立つ度にそれはそれは申し訳なさそうな表情とジェスチャーをされるので、え、逆に恐縮するわ。

 

CAさんも無愛想な方なんていなかった。

みなさま笑顔で機内の小さいごみも拾って歩いていらしたので、気配り目配り行き届いてるのだなあと思いました。(これ当たり前?なのかな?)

 

機内食も、不味くはないです。

超普通です。(あのアエロフロートに乗ったときでさえ完食したことのある私なので、特に心配はしてなかったけど。)

牛丼、カレーライス、アヒルの何かの煮物などなど、取り立てて美味しいわけでもないのですが、お肉類は取り立てて書きたいくらい柔らかかったです。サラダは新鮮じゃなさそうだったからいただかなかったけれど、果物はものによっては甘くて美味しい。スイカはズッキーニみたいだったけど、メロンは甘くて美味しかったです。

 

エンタメは、千と千尋の神隠しのパクリみたいなアニメがあって気になりました。でも声も字幕も中国語しか選べなくて諦めました。

赤い提灯がたくさんついてるお屋敷に住む不思議な女の子が主人公で、ちょっとイケメンでアンニュイな男の子が出てきてるっぽかったです。たくさんのイルカが描かれてるシーンは、ポニョを彷彿とさせるものがありました。

 

エアチャイナとは別で、印象的だった北京空港での出来事。

まず事前にターミナルのこととかかなり調べてから行きましたが、標識の通りに進んでなんてことなく30分程度でゲートに着きました。

深夜便だったからか、各種窓口どこも空いていてスイスイ…気づいたら出発ゲートにいたみたいな感じ。なんか一度も立ち止まらなかった気がする…空港の方々もみんなテキパキ仕事してる…

 

そして私がインフォメーションでWi-Fiのパスワードを聞こうと思って順番待ちをしていたら、横から矢継ぎ早に質問をする欧米風の方々。でもインフォの方は先に並んでいた私を認識していたらしく、その方々に向かって「先にお待ちのこちらのお客様から順番にご案内しますので、少々お待ちください」と、凛とした態度で場を整えていました。

完全に失礼な言い方だけれど、日本では当たり前の光景なのになんか中国ってだけでびっくりしてしまった…。時代遅れの偏見…申し訳ねえ。

 

色々と勘違いしていたなあ。

空気は噂通りガスっていたけれど、人の良さに気づいてよかったです。中国人のイメージがガラリと変わった旅路楽しかったです。

 

(ただし、空港内のWi-Fiの速度はとても遅いです。

規制はかかってないはずなんだけど、ラインは送れませんでした。でもなぜか、ラインの無料電話を日本からかけてもらうと、普通に話すことができました。時間差もありません。

Gmailは3分くらいかかってやっと送れました。

 言わずもがなFBとかは使えません。

インスタも読み込みに時間がかかりすぎて諦めました。ポケットWi-Fi持ってくればよかったと思いました。)

 

 

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